MENU
  • LINE予約
  • web予約
  • 院内

    AGAコラム

    Column

    ミノキシジルとは?AGAへの効果ついて

    記事更新日:2024.09.29

    監修医情報

    新行内 出

    ナチュラルAGAクリニック 院長 新行内 出

    経歴

    2013年3月 千葉大学医学部卒業
    2013年4月 がん研有明病院勤務
    2014年4月 東京大学医学部付属病院勤務
    2015年4月 大手AGAクリニックA勤務
    2017年6月 大手AGAクリニックB勤務
    2021年5月 ナチュラルAGAクリニック開院

    資格・所属

    • 日本美容皮膚科学会 正会員
    • 日本抗加齢医学会 正会員

    ミノキシジルとは?AGAへの効果ついて

    ミノキシジルとは

    ミノキシジルはAGA(薄毛・抜け毛)に対して使用される発毛剤です。元々はアメリカで高血圧の治療薬として開発されましたが、発毛効果が見つかり、日本では薄毛の治療薬としてのみ認可されています。現在は世界90カ国以上で認可を受ける、最もポピュラーな薄毛治療薬の一つとして知られています。

    外用薬と内服薬

    ミノキシジルの薬は外用薬と内服薬の2種類あり、AGAガイドラインで推奨されているのは外用薬のみです。
    外用薬は頭皮の気になる部位に塗布することで発毛効果を得ることができます。
    内服薬も確かに発毛効果はありますが、外用薬より副作用のリスクが高いと言われていること、安全性が十分に検証されていないことから、厚生労働省から許可を得ているのは外用薬のみです。さまざまなクリニックで内服薬も処方されていますが、内服する場合は医師の診察を受け、ご自身でしっかりとリスクを判断した上で使用する必要があります。

    ミノキシジルのAGAにもたらす効果について

    ①毛母活性化

    毛母細胞が分裂することで髪が作られます。そのため、ミノキシジルによって毛母細胞が活性化すると、分裂が促されて、より長くて太い髪が作られるようになります。ただし、毛母細胞の活性化には、毛乳頭細胞に十分な酸素と栄養が供給される必要があります。毛乳頭細胞が毛母細胞に指令を送ることで、毛母細胞が分裂します。

    ②血行促進

    ミノキシジルは本来高血圧の薬のため、血管を拡げることで血流を促進する働きがあります。血流が促されることで栄養が毛乳頭細胞に十分に届くようになるため、健康な髪の成長が期待できるようになります。

    ミノキシジルには、毛母細胞を刺激して毛髪のヘアサイクルを正常化させる働きがあると言われています。ヘアサイクルが正常に働くと、毛髪量の増加、薄毛進行の予防が期待でき、気になる部位に塗布するだけでAGAを改善することができます。外用薬は副作用が発症するとしても軽微ですし、何より国からの認可が受けているので安心です。
    ミノキシジルは毛乳頭細胞を刺激し、毛母細胞の活性化させる効果があるだけでなく、血管拡張作用により血行を促進、成長因子分泌を通じて発毛効果を示します。血行が改善されると酸素や栄養が頭皮に届きやすくなり、毛髪の成長がサポートされます。

    ミノキシジルの価格について

    医師の処方箋が必要となる内服薬とは異なり、外用薬はドラッグストアや薬局、通販などで約5000〜7000円程度で販売されており手軽に購入することが可能です。
    当院では5520円〜販売しています。
    クリニックで処方する場合は価格が統一されていないため、1ヶ月あたり5000〜13000円とクリニックによって異なります。

    ミノキシジルはどれくらいで効果を実感できるか

    ミノキシジルの外用薬および内服薬は、使用開始から約3-6ヶ月で何らかの効果を実感することが多いです。ただし、使用開始から早く発毛を実感する場合もあれば、半年から1年以上かかる場合もあり、効果を実感するまでの期間には個人差はもちろんあります。初めは効果を実感しにくいこともありますが、根気強く継続していきましょう。

    ミノキシジルの使用を開始すると一時的に抜け毛が増えることがあります。これは初期脱毛と言って、初期脱毛は開始から1週間〜1ヶ月半の間に見られる症状で、乱れたヘアサイクルが正常化し始めている証拠です。初期脱毛が生じるメカニズムは、AGAの影響で休止期になっていた毛包が治療薬によって成長期へ移行することで、古い髪の毛が新しい髪の毛に押し出されるため脱毛が起こります。初期脱毛のタイミングで治療をやめてしまうと効果を実感することができないため、初期脱毛が見られた場合でも継続して治療を行うようにしましょう。

    他のAGA治療薬との違い

    ミノキシジル以外のAGA治療薬は、「フィナステリド」や「デュタステリド」などが有名です。フィナステリド、デュタステリドは抜け毛予防の効果があります。そのため、発毛を主な目的として処方されるミノキシジルと併用することでさらなる効果が期待できます。
    薬だけでなく、レーザー治療と組み合わせて使用することでも効果が期待できます。

    ミノキシジルの副作用について

    ミノキシジルの副作用として頭痛、めまい、動悸、むくみ、かゆみやかぶれなどの皮膚症状が生じる可能性があります。厚生労働省の調査によると、ミノキシジル外用薬(大正製薬「リアップX5他」)による副作用の発現率は8.82%とされています。頭痛やめまいなどの副作用もあると言われていますが、軽微であると報告されています。
    ミノキシジルはもともと高血圧の治療薬であったため、内服すると頭痛、めまい・立ちくらみ、動悸、むくみ、全身多毛、肝障害などの副作用を起こすことがあります。
    いずれの場合も副作用が出た場合は、一旦使用を中止して医師にご相談してください。
    また、妊婦や20歳以下の未成年の方使用することができません。

    最後に

    ミノキシジル製剤はAGAに対して有効な治療法です。
    薄毛は治療できるようになってきています。
    薄毛に悩みやストレスを抱えている方、本格的なAGA治療を初めてみるのもひとつの解決策ではないでしょうか?
    内服薬は推奨されていませんが色々なクリニックで処方されています。副作用もヒトによっては強く出ることがありますので、内服する場合は医師と相談して、ご自身でしっかりと判断をするようにしましょう。

    この記事をSNSでシェアする

    薬を使わないAGA治療

    薄毛のお悩みは
    ナチュラルAGAクリニックへ
    ご相談ください

    まずはお気軽にカウンセリング・ご相談にお越しください。
    当院は他の患者様とお会いせずにご来院いただけるように、完全予約制とさせていただいております。
    ※お急ぎの場合、当日予約をご希望の場合はお電話からご連絡ください。

    pagetop