AGAコラム
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AGA治療の副作用って大丈夫!?AGA治療薬の種類とその効果・副作用
記事作成日:2022.06.07
記事更新日:2022.06.07
ナチュラルAGAクリニック 院長新行内 出
2013年3月 | 千葉大学医学部卒業 |
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2013年4月 | がん研有明病院勤務 |
2014年4月 | 東京大学医学部付属病院勤務 |
2015年4月 | 大手AGAクリニックA勤務 |
2017年6月 | 大手AGAクリニックB勤務 |
2021年5月 | ナチュラルAGAクリニック開院 |
AGA(薄毛・抜け毛)の原因はさまざまです。AGAの原因は遺伝的な要素が最も大きく、その他にも睡眠不足、食生活の乱れ、ストレスなどによって引き起こされると言われています。
昨今生活環境の変化や、進学や就職や転職によってストレスを感じている人は多いものです。あるアンケートでは季節・環境の変化で「抜け毛が増えた」と答えた男性は63%。
多くがストレスによって抜け毛が増えたと実感しています。その中で、対策を講じたと答えた人は、低刺激のシャンプーに切り替えたり、市販の育毛剤を購入した、帽子を被るようになったと答えています。
そのような対策で気にならなくなった場合は問題ないですが、進行してしまい悩みを抱えてしまう場合はどのように対処・治療をしたらよいのでしょうか?
AGAのさまざまな治療法について解説していきます。
市販の商品は手に取りやすく、育毛シャンプーは男性向け化粧品の中でも人気上位を占めます。
市販の化粧品は、頭髪のケアに適している場合はありますが、毛髪を生やすような効果はないものが大半ですので注意が必要です。
栄養素を手軽に摂取できるサプリメントを取り入れるのもよいでしょう。AGAは栄養の欠乏によって引き起こされることがあるからです。ご自身のAGAの原因を知った上で取り入れるのがおすすめです。ただし、サプリメントのみでAGAが解決するわけではないため、AGA治療と組み合わせて育毛のサポートとして使うのが良いでしょう。
今すぐ見栄えを良くしたい場合は、かつらやウィッグを使用することで解決できます。手軽に取り入れられるのは良い点です。根本的にAGAを解決したい場合は、治療も平行して行うとよいでしょう。
植毛は髪の毛や髪の毛の代替品を直接植えつける施術のことです。施術を受けた人の感想は「やってよかった」と「やらなければよかった」がはっきり分かれており、賛否両論です。というのも、自毛植毛をして毛髪が定着・成長する人と、生着せず抜け落ちてしまう人がいるためです。リスクを踏まえた上で医師と相談して慎重に進める必要があります。
近年、治療薬を用いたAGA治療が一般的になり、多くの方がその恩恵を受けるようになったものの、同時に多くの問題も生じています。治療薬について具体的に見ていきましょう。
治療というアプローチをする人が増え、近年「AGA治療」が市民権を得てきています。
一方で、「効果がない」「時間がかかる」という感想もちらほら…その主な理由を見ていきましょう。
基本的に1か月などの短期間で効果が出ることはありません。薄毛の悩みを本当に解消したい場合は、ある程度根気が必要です。効果を実感するには、最低でも数か月は続けるようにしてください。
治療を続けていくと2週間から1か月程度で初期脱毛と言って、抜け毛が少し増えることがあります。これはヘアサイクルを正常化するために起こることですので、「効果が出ていない」と短絡的な判断は禁物です。
治療薬には「性欲減退」「勃起不全」「精液減少」「女性化乳房」「うつ症状」と言ったリスクが存在し、治療を断念する方もいます。
AGAのお悩みを抱える方であれば1度は育毛剤をネットで検索したり、使ってみたことがあるのではないでしょうか。通販サイトなどで見ていただければわかる通り、それなりに高額な商品も多いです。市販の製品は多く存在しますが、育毛剤を長年使っている方で、毛髪が豊かになった方を見たことはあるでしょうか? 実際のところ、思ったような効果は感じられず使うのをやめてしまう場合が多いようです。
AGAを発症する原因は人によって違い、そのため主要な治療薬も複数あります。素人判断で特定のサプリメントを「これが効く」と思い込んで、服用を続けていてもなかなか効果が出ない場合が多いでしょう。
かつらやウィッグにはファッション性があり、好みの髪型を演出することができます。そして、1度購入してしまえば何度でも使用できるのが魅力です。一方で、気をつけたいポイントもあります。それは、着用をすることで蒸れや汚れから細菌の繁殖や炎症を起こすなど頭皮環境を悪化する点です。また、ウィッグの金具は自毛に固定しますので、自毛への負担が懸念されます。毎日の高頻度の使用は気をつけた方がよさそうです。
植毛は髪の毛や髪の毛の代替品を直接植えつける施術のことです。自毛植毛が一般的で、外科的な手術によって髪の毛が増えたように見せることができます。生着すれば、正常な髪の毛として成長するのが利点です。デメリットとしては10%程度の生着しない可能性があり、生着しないと抜け落ちてしまう点です。また、自毛を使用するので広範囲に進行している場合はカバーできない場合があります。そして、外科手術であるため頭皮への負担や合併症のリスクも存在します。
近年、治療薬を用いたAGA治療が一般的になり、多くの方がその恩恵を受けるようになったものの、同時に多くの問題も生じています。治療薬について具体的に見ていきましょう。
AGA治療薬にはさまざまな種類があります。フィナステリド、ザガーロ(デュタステリド)ミノキシジル、アロビックス(塩化カルプロニウム)について解説します。
「薬による治療に興味はあるけれど副作用が心配」という声が多いため、効果と併せて副作用についてもご紹介します。
■フィナステリドの《効果》と起こりうる《副作用》
※商品名はプロペシアなど
《効果》
AGAの大きな原因である「ジヒドロテストステロン(DHT)」の増殖を抑える効果があり、根本から抜け毛の進行を食い止めます。
《副作用》
・性欲減退
・勃起不全
・肝機能障害
などの副作用が出ることがあります。
フィナステリドは男性ホルモンの量を減らす働きがあるため、性欲が減退したり、性的な機能が低下するなどの症状が出ることがあります。肝機能障害を起こすこともあるため、採血でのフォローアップなどを行なったほうが良いかもしれません。
フィナステリドは、女性と未成年の服用は厳禁です。特に妊娠中や、授乳中の女性は、赤ちゃんに悪影響を与える可能性があるので服用は控えてください。
■デュタステリドの《効果》と起こりうる《副作用》
※商品名はザガーロなど
《効果》
AGAの発症のきっかけとなる「DHT」の生成を妨げ、薄毛の進行を抑制します。前述のフィナステリドで期待されるような効果がみられなかった場合に、デュタステリドに切り替えると効果が出てくる場合があります。
《副作用》
・勃起不全
・性欲減退
・肝機能障害
・倦怠感や食欲不振
などの副作用が出ることがあります。
性機能に関する副作用が出る可能性は3〜5%程度と比較的高いため、医師の診断のもと服用するようにして下さい。
ザガーロもフィナステリドと同様に、女性の服用は厳禁です。また未成年、肝機能障害を持つ方も服用を控えて下さい。
■ミノキシジルの《効果》と起こりうる《副作用》
《効果》
ミノキシジルは、毛包に直接栄養を送り活性化させることで、弱った毛髪を太い毛に成長させる効果がある成分です。外用薬が一般的で安全度が高く、市販品も多いです。
《副作用》
・立ちくらみやめまい
・動悸や息切れ
・多毛症
・かゆみやかぶれ
ミノキシジル外用薬(塗布するタイプ)は、内服と比較すると副作用のリスクは比較的低いです。内服薬のミノキシジル安全性が十分に検証されていないという理由で、ガイドラインにて「行わないほうが良い」と評価されています。もともと高血圧の薬であったため、全身多毛、脈拍が速くなる、血圧低下、手足のむくみなどの副作用が出現することがあります。過剰に摂取した方が心筋梗塞になったケースもあり、医師の診断を仰いでから服用するようにして下さい。また、妊婦や未成年は使用できません。
■アロビックスの《効果》と起こりうる《副作用》
※別名:塩化カルプロニウム
《効果》
脱毛症や白斑(皮膚)の改善
女性の薄毛治療
《副作用》
発汗
赤み・かゆみ
悪寒
刺激痛
熱感
毛根を包む組織「毛包」を活性化させ、脱毛も症状を改善することができると示唆されています。ただし、日本皮膚科学会のAGAガイドラインでは「有効性は十分に実証されていない」として、C1「行なってもよい」という評価となっています。
治療薬によるAGA治療が一般的になってきた一方で
「薬を使わずに治療を行いたい」
「現在飲んでいるAGA薬をやめたい」
「とにかく最大限の効果を出したい」
「出来るだけ安く治療を行いたい」
などの声が寄せられています。
治療薬は効果が期待できるものの、副作用などまだまだ懸念点があるのが現実です。
肝臓の持病がある方は服用が難しかったり、女性や未成年は使用不可のものもあり、全ての人のお悩みをカバーできるわけではありません。
治療薬が合っている人も、そうでない人もいます。AGAは治療薬でしか治せないわけではありません。昨今では「ナチュラルメソッド」という新しい治療法があります。
薬を使わない新しいAGA治療「ナチュラルメソッド」は低出力レーザー、HARVESTリキッドプレミアム、HARVESTサプリメントプラスの組み合わせにより、AGAの進行を抑え発毛を促す新しい治療法です。
ナチュラルメソッドならば、DHTを抑えることなく、ヘアサイクルを整えることが可能なため、副作用をほとんど生じることなくAGAを治療することが可能です。
遺伝による内的な要因に加え、ストレスや紫外線など外的な要因も加わりAGAが進行することがあります。
AGA治療というのはすぐに効果が出るものではありません。効果が出るまで数か月は継続する必要があるのです。ですから、かなり進行してから治療を始めるよりも早期の気づきと取り組みを行うことが大切なのです。
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