MENU
  • LINE予約
  • web予約
  • 院内

    AGAコラム

    Column

    クラスコテロンとは?AGA治療の効果・副作用を医師が解説!

    クラスコテロンとは?アイキャッチ

    記事更新日:2026.01.25

    薄毛や抜け毛に悩む方にとって、より効果的で安全なAGA治療を心待ちにしている人も多いかもしれません。そこで注目されているのが「クラスコテロン」という新薬です。クラスコテロンは、AGA治療において30年ぶりのイノベーションと称され、多くの注目を集めています。しかし、「クラスコテロンの効果や副作用はどのくらいなのか?」と疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では、クラスコテロンの具体的な作用やフィナステリドとの比較、さらには副作用について医師が詳しく解説します。また、どこで入手できるのか、現在の臨床試験状況についても触れています。クラスコテロンがあなたのAGA治療にどのように役立つのか、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

     Clascoterone box and tube

    監修医情報

    新行内 出

    ナチュラルAGAクリニック 院長 新行内 出

    経歴

    2013年3月 千葉大学医学部卒業
    2013年4月 がん研有明病院勤務
    2014年4月 東京大学医学部付属病院勤務
    2015年4月 大手AGAクリニックA勤務
    2017年6月 大手AGAクリニックB勤務
    2021年5月 ナチュラルAGAクリニック開院

    資格・所属

    • 日本美容皮膚科学会 正会員
    • 日本抗加齢医学会 正会員

    クラスコテロンとは?

    AGAに対するクラスコテロンの作用

    クラスコテロンは、AGA(男性型脱毛症)に対する新しい塗り薬として、現在研究中の薬です。クラスコテロンは、毛包のアンドロゲン受容体に拮抗することで、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれるホルモンの作用を阻害し、薄毛の進行を遅らせる効果があります。従来の治療法とは異なり、局所的に作用するため、全身への影響が少ないとされています。AGAの治療薬としてはまだ研究中ですが、従来の治療法と比較してより安全で効果的なAGA治療として期待されています。

    現在ニキビ治療薬(Winlevi/ウィンレビ)として使われている

    クラスコテロンは、2020年にアメリカのFDAによってWinlevi(ウィンレビ)という商品名でニキビ治療薬として承認されました。主に顔や背中のニキビに対する効果が確認されており、皮脂の分泌を抑え、炎症を軽減する作用があります。従来の治療薬とは異なり、アンドロゲン受容体に直接作用するため、特にホルモンバランスに起因するニキビに効果的です。副作用が少ないことも特徴で、安心して使用できる選択肢として注目されています。

    クラスコテロンはAGA治療薬としては臨床治験中ですが、最終段階まで研究が進んでいるため数年以内の実用化が期待されます。

    フィナステリドとの比較

    クラスコテロンとフィナステリドは、どちらもAGA(男性型脱毛症)治療に用いられますが、その作用機序や使用方法に違いがあります。

    フィナステリドは内服薬であり、5αリダクターゼを阻害することで男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制します。そのため男性ホルモン(DHT)を減少させることによりAGAを改善しますが、同時に男性機能の低下(性欲低下、ED、精液減少など)の副作用を生じることがあります。

    一方、クラスコテロンは外用薬として皮膚に直接塗布し、局所的にアンドロゲン受容体をブロックします。クラスコテロンはDHTの生成を抑えない(男性ホルモンを減らさない)ため、男性機能低下の副作用が生じにくいとされています。毛包へのDHTの影響を抑えるという点ではフィナステリド・クラスコテロンとも共通していますが、上記のような作用機序の違いから副作用の出方は異なります。

    クラスコテロンのエビデンス

    Scientific article papers

    研究にて良好な発毛効果が示された

    クラスコテロン5%外用薬のAGAに対するPhase3試験では、男性型脱毛症患者に対し1日2回・24週間の投与が行われました。主要評価項目である終毛成長期毛数(TAHC)において有意な改善が確認され、2つの試験のうち、一方ではプラセボに対して5.39倍(539%)、もう一方では1.68倍(168%)の相対的な改善が認められています。副作用は主に軽度の塗布部位刺激にとどまり、全身的なホルモンへの影響は報告されていません。

    クラスコテロンの副作用

    全身的な副作用の報告はない

    クラスコテロンは、現在のところ全身的な副作用が報告されていません。副作用は主に軽度の塗布部位刺激にとどまります。フィナステリドのように男性ホルモン(DHT)そのものを減少させるのではなく、毛包でのDHTの作用を抑制するため、全身への影響が少なく、副作用のリスクが低いとされています。また、外用薬として頭皮に直接塗るタイプなので、飲み薬と違って全身的な副作用が出にくくなっています。フィナステリドで男性機能低下(性欲低下・ED・精液減少)などの副作用が不安な方にとっては、クラスコテロンは有望な治療法となるかもしれません。

    クラスコテロンはどこで手に入る?

    ニキビ治療薬Winleviは頭皮にそのまま使えない

    クラスコテロンは、ニキビ治療薬として知られるWinleviにも同じ有効成分を含まれています。ニキビ治療薬Winleviでは通常1%の濃度で使用されます。一方、AGA(男性型脱毛症)の治療では5%の濃度で使用されます。そのため、現在手に入るニキビ用のWinleviをそのまま頭皮に使ったとしても臨床研究同様の効果があるわけではありません。ニキビ治療薬Winleviを頭皮に使用しても発毛効果は限定的かもしれません。

    2025年12月に第3相臨床試験が終了したばかり

    クラスコテロンの第3相臨床試験は2025年12月に終了しました。この試験では、クラスコテロンの安全性とAGAに対する有効性が確認され、AGA業界としては30年ぶりのイノベーションだと称され、多くの注目を集めています。今後は米国FDAや日本のPMDAの承認を得て商品化を進めていくことになりますが、最終的に皆さんが使用できるようになるには数年間はかかるでしょう。今すぐに使いたいという方も多いと思いますが、現実的には2030年頃の商品化が期待されます

    同様の作用を示すピリルタミドが購入可能

    クラスコテロンは今すぐAGA治療に使用するのは難しそうですが、実は同様の作用を示すピリルタミドという塗り薬が一部で導入されています。ピリルタミドは、クラスコテロン同様に毛包のアンドロゲン受容体に拮抗し、男性ホルモン(DHT)が毛髪に作用するのを防ぎます。フィナステリドのように男性ホルモン自体を減らすわけではないので、男性機能低下の副作用が起こりにくい点がメリットです。ピリルタミドは現在、第3相臨床試験中ではありますが、有効性と安全性が研究にて示され、一部クリニックなどでは取り扱いが始まっています。ナチュラルAGAクリニックではピリルタミドの取り扱いを行っておりますので、ご希望の方はぜひ無料カウンセリングにてお問い合わせください

    まとめ

    クラスコテロンは、薄毛や抜け毛に悩む方にとって、新たな希望となり得るAGA治療薬です。フィナステリドと比較して副作用が少ないとされ、研究でも良好な発毛効果が示されています。まだ臨床試験が終わったばかりであり、一般的な入手にはもう少し時間がかかるかもしれませんが、今後もクラスコテロンの動向からは目が離せません。今すぐ治療したい方は、ピリルタミドなどの同様の薬が使用可能ですので、ご興味の方はナチュラルAGAクリニックにぜひお問い合わせください

    この記事をSNSでシェアする

    薬を使わないAGA治療

    薄毛のお悩みは
    ナチュラルAGAクリニックへ
    ご相談ください

    まずはお気軽にカウンセリング・ご相談にお越しください。
    当院は他の患者様とお会いせずにご来院いただけるように、完全予約制とさせていただいております。
    ※お急ぎの場合、当日予約をご希望の場合はお電話からご連絡ください。

    pagetop