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    【医師監修】ミノキシジルの副作用でうつになる?真相を徹底解説!

    ミノキシジルの副作用でうつになる?アイキャッチ

    記事更新日:2024.10.20

    ミノキシジルはAGAの治療薬として広く使用されていますが、ミノキシジルがうつ症状の副作用を引き起こすかどうか心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか?ミノキシジルはうつ症状など精神的な副作用を起こすのでしょうか?この記事では、ミノキシジルとうつ症状との関連、他の治療薬との比較、副作用の少ない治療法について詳しく解説していきます。ぜひ、この記事を参考にして、より安全で効果的なAGA治療を行ってください。

    監修医情報

    新行内 出

    ナチュラルAGAクリニック 院長 新行内 出

    経歴

    2013年3月 千葉大学医学部卒業
    2013年4月 がん研有明病院勤務
    2014年4月 東京大学医学部付属病院勤務
    2015年4月 大手AGAクリニックA勤務
    2017年6月 大手AGAクリニックB勤務
    2021年5月 ナチュラルAGAクリニック開院

    資格・所属

    • 日本美容皮膚科学会 正会員
    • 日本抗加齢医学会 正会員

    ミノキシジルとは?

    ミノキシジルは、元々は高血圧の治療薬として開発されましたが、使用した人に毛髪が増えるという効果が見られたことから、男性型脱毛症(AGA)に対する発毛剤として使用されるようになりました。

    ミノキシジルは毛根の血流を改善し、毛母細胞を活性化させることで発毛を促進します。使用開始後3-6ヶ月程度で発毛効果が得られることが多いです。

    頭皮に直接塗布する外用薬タイプと飲み薬のタブレットタイプがあり、男性型脱毛症(AGA)や女性の薄毛にも効果があるとされています。後述するように、ミノキシジルは外用薬と内服薬で副作用が異なるため注意が必要です。

    ミノキシジルの副作用でうつになる?

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    ミノキシジルの副作用でうつになる医学的根拠はほとんどない

    ミノキシジルの副作用としてうつ症状が起こるという医学的根拠はほとんどありません。ミノキシジルの主な作用は血流を改善し、毛根に栄養を届けることです。特に塗り薬の場合、この作用は頭皮に限定されるため、精神的な影響を及ぼす確率は低いと言えるでしょう。

    実際、多くの臨床試験において、ミノキシジル使用者でうつ症状が発生したという報告はほとんどありません。ミノキシジル内服薬を使用した方でうつ症状の報告が海外から数例ありますが、症状との関連は不明です。もちろん、体質や個人差によって異なる反応が出ることはありますが、ミノキシジルによる直接的なうつ症状のリスクは低いと考えられます。

    フィナステリドの副作用でうつになることがある

    AGA治療で、ミノキシジルと併用されることの多いフィナステリドでは、うつ症状の副作用が現れることがあります。これは、フィナステリドが体内のホルモンバランスに影響を与えるためと考えられています。

    フィナステリドが、男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)を抑えることで副作用として気分の落ち込みや不安感、抑うつ症状を起こすことがあります。特に過去にうつ病の経験がある方や、メンタルヘルスに不安がある方は注意が必要です。

    ミノキシジルの副作用でうつ症状が出たと感じる方は、併用するフィナステリドで副作用を生じている可能性があります。気になる症状がある場合は医師に相談するようにしましょう。

    フィナステリドの抑うつ症状についてはこちらの記事もご覧ください。

    ミノキシジルの他の副作用は?

    ミノキシジルは、外用薬と内服薬で副作用が異なります。

    ミノキシジル外用薬の一般的な副作用には頭皮のかゆみや乾燥、発疹があります。また、まれに頭痛やめまいを感じる人もいます。

    ミノキシジル内服薬は外用薬とは異なる副作用があります。低血圧や動悸、不整脈などの心臓血管系の副作用が報告されています。また、体重増加や手足のむくみも見られることがあります。また、髪の毛だけでなく、全身の体毛が増える多毛症が高い確率で起こるという報告があります。その他、肝機能障害、腎機能障害などのリスクも報告されています。

    また、ミノキシジル外用薬と内服薬の共通の副作用として、使用開始後1ヶ月ほどで生じる初期脱毛が挙げられます。

    ミノキシジルの副作用についてはこちらの記事もご覧ください。

    副作用の少ないAGA治療法は?

    副作用が少なく、自然なアプローチでAGAを治療したい方には低出力レーザー治療が注目されています。低出力レーザー治療は、レーザー光を頭皮に照射し、毛母細胞にエネルギーを与え、血行を促進することで毛根を活性化する方法です。毛髪の成長を促進し、薄毛の進行を抑える効果が期待できます。レーザー治療は痛みや副作用がほとんどなく、頭皮の乾燥やひりつきなど軽微な副作用が報告されています。

    また、ミノキシジル外用薬など他の治療とレーザー治療を組み合わせるとさらに効果を期待できますので、さらなる効果を求める場合に有効な治療法になるでしょう。

    まとめ

    ミノキシジルはAGA(男性型脱毛症)の治療薬として広く使用されていますが、「副作用でうつになるのではないか」という疑問を持つ方もいます。しかし、ミノキシジルがうつを引き起こすという医学的根拠はほとんどありません。うつのリスクについては、フィナステリドという別のAGA治療薬と混同されがちです。ミノキシジル外用薬の副作用としては、頭皮のかゆみや発疹など、ミノキシジル内服薬の副作用としては多毛症、低血圧、動悸、不整脈、むくみ、肝機能障害、腎機能障害などが挙げられます。自分に合った治療法を選ぶことが、健康的なAGA治療の鍵となります。

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